サンソスウ

アヤスミスのブログ

今日の落書き 5/13


昨日、コンタクトレンズ処方のために眼科で定期検査を受けたが、検査の方から「斜位」(しゃい)と告げられて驚いた。
驚きすぎてiPhoneからnoteに投稿しちゃった位驚いた。
長い事近視で、メガネやコンタクトの為に検査を何度も何度も受けて来たが、初めて聞いた。

両目で一つのものを見る「融像」が出来ない状態を、目の周りの筋肉が頑張って「融像」させている。


これが「斜位」との事。だから自分では気づきにくいのだそうだ。
しかし、ズレをカバーする為に常に頑張っているぶん疲れる為、眼精疲労とそれにまつわる症状が出やすいらしい。

もはや頑張る力が弱まったのか、ここ数年メガネやコンタクトを使用しても視線が定まらない感覚や、ものが二重に見えたり見えなかったりし、特に仕事でPCを扱う時がひどく入力ミスも増えたように思う。
それでも、弱い乱視もあるからそんなものか。と放置していた。

しかし最近、絵を積極的に描くようになると「どうやら自分は対象の形を把握するのがやたら不得意のようだ。」と気がつき、目の状態が気になり始めた。
それで、検査時に技師の方に相談した所、そういう事実を告げられた。


悲しい事に自然に治る事は無く、眼精疲労が辛いようなら「プリズムレンズ」というレンズを使ったメガネで矯正するしかないそうだ。
レンズを試したら楽にものが見られるので、また驚いた。

絵を描く事を楽しむにあたって、もしかしたらこれは致命的な状態かもしれない。
しかし、それが絵を描く事がきっかけで判明したとは、我ながら出来過ぎな話だなと思っている。

それでもペンは置かず、今日は雑誌のモデルさんをスケッチした。
人物の全身絵は苦手なのだが、描かないと描けるようにはならないので、苦しいながらも描くのである。
モデルさんはバランスが一般人とは全然違うから案外難しい。顔が小さすぎです。

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目がズレているから「自分は他の人には見えないものが見える。」と、思考もズラしてみると、意外と悪くない感じである。

法外なものを摂取しているとか、妙な誤解されると面倒くさいので「違うものが見えている。」など、口外はしないほうが良いだろう...。